2012年2月15日水曜日

Visual Studio でインストーラ発行時に、.Net Framework 3.5 SP1を含める場合のエラー対応

.Net Framework 3.5 SP1(以下.Net3.5SP1)をしたアプリケーションをClickOnceを使用してインストーラを作成(発行)する際に、エラーが発生した。

プロジェクトのプロパティ -> 発行 -> 必須コンポーネントにおいて、「必須コンポーネントをインストールするセットアッププログラムを作成する」を選択、".NET Framework 3.5 SP1"にチェックを入れて、「アプリケーションと同じ場所から必須コンポーネントをダウンロードする」を選択する。

発行時(ビルド時)にエラーが発生する。
【エラー】
プロジェクトがビルドできなかったため、発行できません。
【エラー】
必須コンポーネントのインストール場所が、'コンポーネントの開発元の Web サイト' に設定されていません。項目 '.NET Framework 3.5 SP1' のファイル 'DotNetFX35SP1\dotNetFX20\aspnet.msp' がディスクに見つかりません。詳細については、ヘルプを参照してください。


これはVisualStudio 2008 SP1の.Net3.5SP1 のブートストラッパーパッケージが、WEBサイトを通してのみ利用できるという仕様が原因ということのようだ。

この問題は http://download.microsoft.com/download/1/b/e/1be78474-c7f8-427a-8c6c-330e1c5db7d5/VS2008SP1Readme.htm にある内容に従って.NET3.5 用のSamesite オプションを有効にすることで回避できるようだ。
 ◆この記事を参照されたし ->
2.3.1.1 Samesite for .NET Framework 3.5 SP1 ブートストラップ パッケージを有効にする
 ◆なお、上記Microsoftの記事の中で、
「Language Pack サポート ファイルをダウンロードします」の2については、
コピー先の「ja\DotNetFX35\x86」および「ja\DotNetFX35\x64」のフォルダが
存在しない場合は作成すること。(自分の場合、存在しなかったので作成した。)

インストール時にネット上から.NET FWを取得しなくても良いので、上記をクリアすれば便利だと思う。

伊佐市 パソコン修理はPCドクター鹿児島へ

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